>>帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛
「院長の秘密」は工事中です 赤司クリニックの案内 ペインクリニック 健康料理教室
帯状疱疹帯状疱疹後神経痛・の痛みをブロック
 
ペインクリニック?

・痛みの診療所

どんな病気が対象に?

・今になって小さい頃の
 「水ぼうそう」が?

・ある朝、自分の顔が
 半分曲がっていた?

・いろいろな痛み

 <腰の痛み>

 <首、肩、上肢の痛み>

 <その他の痛み>

 
誰でも小さい頃に「水ぼうそう」を経験されたことがあると思います。「水ぼうそう」は水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。水ぼうそうが治った後、このウイルスは体の奥深く、背骨や頭の中の神経の根本に静かに潜んでいると言われています。時が経って、ある日からだの免疫力が落ちたときにこのウイルスはむっくりと起きだし、神経の走行に沿って、神経を傷つけながら、皮膚に向かって進んでゆきます。その神経の支配する皮膚域が終着駅。皮膚まで到着すると赤い水ぶくれの花を咲かせます。皮膚の病変は2〜3週間で良くなります。でも傷つけられた神経はなかなか治りません。皮膚の病変が良くなった後も痛みが残る状態を帯状疱疹後神経痛と言います。

帯状疱疹
帯状疱疹

急性期の治療は抗ウイルス薬と神経ブロック療法が主体です。特に痛みがひどい場合は入院の上、背中から「硬膜外カテーテル」という細いビニールの管を脊椎神経のそばまで入れて1日中麻酔薬を注入する連続硬膜外注入治療(神経ブロックの一種)を行います。これは、激しい痛みを感じさせないことにより、「痛みの記憶」が脊髄や脳に擦り込まれないようにするためです。「痛みの記憶」が擦り込まれると、後に起こる神経痛がより強くなると言われています。
硬膜外カテーテル
「硬膜外カテーテル」

帯状疱疹後神経痛は慢性期の痛みとして治療します。擦り込まれた「痛みの記憶」を消し去ることが治療の主眼です。神経ブロック療法や、麻酔薬を用いた特殊な薬物療法を行います。時として少量の抗うつ薬も使用します。急性期に十分な痛みの治療を行えば、神経痛に移行しにくいとも言われています。