![]() |
|||
|
|||
「どげんかせんといかん」「どげんするとね」「そら、はよ、どげんかせんといかんばい」 「どげんもならんとやない」「ばってん、どげんかしようや」 「どげんも、こげんも、しようたちゃ、できんもんはできん」「どげんかしようと、おもっとるとかね」「そりや、うちはしらん、うちのはらは、はらいたまんけん、あんひとが、どげんかしよるやろ」 「あんひとが、いわっしゃったとやき、いわっしゃったひとが、どげんかせにゃ、どうもならんとやなかろか」「ばってん、せにゃなるまいもん」 「でけんとっきゃ、うちが、ばちかぶらにゃならんけん、そげなばからしいことは、せん」 「そんならどげんするとね」 「いうたひとが、すりゃいいやないとね」 「いうたひとも、ひとりじや、できまいもん」 「いうたひとが、せきにんとらにゃ、かってにいうたんやから、そのひとのかってよね」 「そんなこというとっちゃ、いつまでたってもどうにもならんとやない」 「そんなことはしらん、そんなの、かんけいねえ」「そんなどんかんりょくでいいの」 「どんだけ〜、いおうとかってよね」「きえたねんきんもあるけ、そのうちそのことばも、きえるよね」 「そんなこというていいの」 「しょくひんぎそうほど、ひとをだましてないから、ま、えっか、そのうち、はにかみおうじみたいに、はにかみながら、ものいうようになるやろ、いわんごとなろうたい‥よか、うちゃ、やるばい」 「えらそうなこというて、できんときゃどうすると、うちゃしらんばい」 「できるとか、できんとか、ゆうとるばあいやなかろう」「しらん」「うちゃ、やるばい」 「やって、やって、やりぬくとよ、それがおとこたい」「うちゃ、おんなやき」 「なにゆうとるとね、おとこもおんなもあるもんか、やるときゃやる、それがやまとだましいたい」 「そやね、にっぽんじんたい、やるときゃしにものぐるいで、やらにゃ、なんにもでけん」 「うん、やろい!やろい!」 |
|
![]() ![]() |
|
![]() ![]() |
|
![]() |