外の気持ちのいい空気と一緒に食べる昼食は格別に美味しく感じます。 コスモスを見に行きました。
美しい花に囲まれて皆さん大満足の一日でした。
すぐそこにある花を使って和気あいあいで作業は進みます。
「進化と退化」
 「少年老い易く、学成り難し」とは、年を重ねるに従って実感するものである。
 時は時々刻々止まる事無く移り変わって、事象も又時々刻々の変化に従って、変化する。
 その変化を、「進化」「退化」と区別するが、単に環境に即応しただけである。環境に即応したと言う言い方でしかない。環境に対応出来なければ、その固有種は絶滅するだけである。しかし、大方の人間は安易な生活に慣れ易く、変化は「苦しみ」としか理解できない。安易な生活習慣は進歩を阻み、絶滅へと導かれる。
 前言は、生物進化のみの話ではない。政治も経済もそして生活もすべてこの「変化」の一語に尽きる。福祉とても例外ではない。福祉は「金銭」を生むものでもなく「利子」を生むものでもなく「消費」するのみである。福祉とは思いやりと犠牲、そして工夫と努力の上に成り立つ。税金の余禄を貪り、介護保険や健康保険の奪い合いを止め、「古事記」の記述のように「成り余りたるものを」「成り足らざるもの」に平(な)らす事に近づく事が出来るかどうかが、今後のわかれ目である。仏教では「平等に一切に施す」事が求められ、先を行くものは後から来るものを助け、ともに歩き続けて行こう。この進化論を問われる時代にきたのである。
 「ギャーティー ギャーティー ハラギャーティー ハラソーギャーティ ボデイソワカ 精進 すすめ すすめ さらに進め」
理事長  青木 晃隆


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