敬老会
9月15日を中心として、ふれあいコーナー・敬老会食・敬老祝典などで敬老週間を盛り上げました。もちろんご面会もたくさんいただいています。ご家族との楽しいひとときに勝るものはありません。これからも入所者・家族・施設のつながりを大切にし、「毎日が敬老日」をモットーにサービス提供にあたります。
善興園
第二善興園
第三膳興園
「原風景の喪失か変遷か」
 原風景は素朴な自然の中での営みである。勿論良いものもあるし、悪いものもある。しかし多くの良いものが失われて行くのは悲しい。動物は親の身を撤して子を守る。植物も地の利を得んが為に何世代にもわたって適地を見つけて根を下ろす。親は子を思い、子は親に従う。親が老いれば子は親の為に適地を見つけて安住させようと心掛ける。今や失子棄子、親を無視し棄老する。私はいまだに親を頼りにしている。何事にも困難な時「親爺これで良いのかな、お袋どうすればいいかの」と佛に問いかける。時間の長短はどうあれ、必ず答えを出してくれる。共働きの時代、ごめんねと素直に保育園に預け、ごめんねと迎えに行く。親子ともども喜々として帰途につく素直な心がほしい。親が老化し十分な介護が出来ないと老人ホームにあずければ良い。親の面倒は面倒くさいとか、棄老に等しい考え方であずけるのは悲しい。自分がその様な事をされれば、それで良いのかと思う。老化し痴呆化(デメンツ)すれば、より良い環境でより安心出来れば福祉施設に預ける事は親孝行である。しかし施設との連携を密にし、面会を重ねる事が大切である「子が思う心に優る親心」素直に「お父さんお母さんごめんね」と云う心、「お前こそ面倒かけてすまんね」と云い合える親子像がほしい。それが「福祉、それは掌(て)を合わせる心」である。私が16歳の時に父親と行路病者(ゆきだおれ)を衣類食糧のない時代に一家あげて瓦礫の中に建てた養老院(ビハーラ)の心である。
 お釈迦様は喜贈された建物に高僧(テーラ)と医師を配置して、自分は山の洞窟に住まわれた。そこが無料の病院の原点である。それを「被護所(ビハーラ)」と称した。父は在家の豪農の長男であったが、自分の志で僧となっただけに肝の座った人物であった。常に私に「自分の生き方は自分で決めろ親にたよるな、家をたよるな、それが坊主ぞ、独去独来だ」と常にビハーラの原点を説いてくれた。「わしの骨もばあさんの骨も金山川に流してくれ」が最後の苦しい息の下での最後の言葉になった。「坊主は方丈に住めば良い、只々無心に佛道にはげめ、お墓守りやお経屋になるな」と切開した喉からの出血にむせながらの呼吸困難の中で、私たち親子に見取られて、声にならない念佛の中で息絶えた。今では第三善興園長である妻と私にそして孫に手を合わせるように教えた父の像が目に浮かぶ。

夏祭り
今年は涼しく快適に楽しみました。
 善興会のメインイベントである夏祭りが、第三善興園にて盛大に開催されました。
 今年はゲスト、ご家族、職員さらには地域の方々を招いて踊り、ゲーム、出店、そして花火と昨年以上の盛り上がりとなりました。
 軽快な音頭、体に響く太鼓に、お揃いの法被とくれば、皆さん踊らずにはいられません。『咲いた咲いたよ大輪の花が』と歌いたくなるような見事な踊りの花が咲きました。
 最後は、夜空に散りばめた星屑のような打ち上げ花火に我を忘れ、ただじっくりと眺めつつ、祭りの終焉を迎えました。
 夏の思い出の1ページとして、皆さんの心に色鮮やかに描かれたのではないでしょうか。
こんなに大勢の方で賑わいました
たくさんあって、迷っちゃう
催しやゲームで盛り上がりました

ボランティアさんの活動報告
 毎週月・水・金曜日の午前10時〜正午。八幡東区内の年長者・障害者施設を訪問し、身のまわりのお手伝いをしたり話し相手になったりされています。善興園とのお付き合いは、昭和60年からベッドメーキング・オムツたたみなどに始まり、現在は縫製をして頂いています。いつも笑顔で和気あいあいとされています。
皆さんのご参加をお待ちしています!!
 第三善興園では、毎月最終土曜日に園内美化活動を中心にして家族会を結成しています。
職員、ゲスト、ご家族の交流促進の場だけでなく、今後は園内でのイベントにも大いに加わって頂き、一体となって豊かな園生活を作り上げていきたいと考えています。

第三者評価委員会について
【第3者評価委員会とは】
 利用者のサービスの向上へ資することを目的として、中立、公平な立場から施設の運営及び施設サービス全般についての評価システムを構築し、更に、利用者、家族及び地域住民等の意見や相談等の解決に社会性や客観性を確保し、利用者の立場や特性に配慮した適切な施設運営を推進する為に、第3者評価委員会を設置する。

善興園

監事
西村 三義

理事
能登原 恒徳

学識経験者
梛良 一彦

家族代表
小山 美和子

地域代表
松永 美和子

第二善興園

監事
糸川 倉人

理事
舟津 寿一

学識経験者
国武 辰男

家族代表
山元 勉

地域代表
横尾 八郎

第三善興園

理事
桜井 武

八児地区民生
児童委員会長
寺島 美佐子

学識経験者
堤 和子

家族代表
坂井 正隆

家族代表
中村 孝

地域代表
坂本 勉

地域代表
加来 重美

ボランティア代表
森嶋 慎士

【具体的活動内容】
 善興会の3つの特別養護老人ホームそれぞれに設置し、学識経験者・地域代表・家族等により5名以上の委員で構成、2〜3カ月毎に開催。施設内の視察・サービスなどの状況についての聴取をはじめ、施設サービス全般について広く助言を行う。

社会福祉法人 善興会グループご紹介

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)


〒805-0069
北九州市八幡東区前田2丁目16−8
tel.093−661−0077(代)
fax.093−681−2529

〒807-0845
北九州市八幡西区永犬丸南町2丁目3−25
tel.093−611−0521(代)
fax.093−613−5668

〒807-0081
北九州市八幡西区大字小嶺721-1
tel.093−614−6555(代)
fax.093−614−6556

※入所のお申し込みはご連絡いただくか、直接最寄りの園までお問い合せ下さい。

ショートステイ(短期入所生活介護)
在宅の要介護の高齢者を施設で短期間おあずかりするサービスです。利用中は常時、日常生活のお世話をさせていただきます。
介護者が出産、病気、冠婚葬祭、農繁期、出張、旅行あるいは介護疲れなどの諸事情から在宅介護が困難な場合にご利用下さい。
■お問い合わせは・・・  
善興園
  093−661−0077(代)
 
第二善興園
  093−611−0521(代)
 
第三善興園
  093−614−6555(代)
(H16.4月 20床追加 )

居宅介護支援事業所
介護保険サービスを利用するための第一歩。
●介護保険の申請代行
ご本人やご家族に代わり、介護保険に関する全ての事を代行いたします。
●ケアプラン(介護サービス計画)の作成

要介護認定を受けた後、ケアマネージャー(介護支援専門員)が、利用者本人に最適なケアプランを作成いたします。※利用者負担はありませんので、お気軽にご利用下さい。

■お問い合わせは・・・  
ゴクラク第一
  093−661−5369
 
ゴクラク第二
  093−611−0599
ゴクラク第三
093−614−6555
(H16.1月 開始予定)

デイサービス(通所介護)
日帰りでご利用できる在宅者向けサービスです。自宅に引きこもりがちな高齢者が大勢での入浴、食事、機能訓練、レクリエーションなどを通じて、心身共に活性化、機能維持がはかれます。送迎もいたしますので一人暮らしの高齢者もお気軽にご利用いただけます。
■お問い合わせは・・・  
善興園
  093−661−2539(代)
 
第二善興園
  093−613−0881(代)
第三善興園
093−614−6555
(H16.4月 開始予定)

身体障害者療護施設 北郷荘
湧き出したそのままの天然温泉観音の湯で心と体の癒しを
〒889-2401
宮崎県南那珂郡北郷町
大字大藤甲3665番地
tel.0987−55−3322(代)
fax.0987−55−3122


行事予定(11月〜3月)
定例法話会
会食
防火訓練
善興会歌合戦
成道会法要
餅つき大会
善興会かくし芸大会
新年会
御正忌法要
節分豆まき大会
涅槃会法要
ひなまつり
彼岸法要
バスハイク