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分 類 | |
フグ目フグ亜目フグ科トラフグ属トラフグ |
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市 場 分 類 |
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市場では、トラフグをシロ・クロ・シマと分類していることが多いのですが、シロトラフグが本当のトラフグであり、クロはカラスフグ、シマはシマフグという全く別種です。 |
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フグの分 布 ・ 成 熟 | |
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<フグの分布> 日本近海で生息するふぐの分布は、北海道南部の室蘭から鹿児島までの太平洋および日本海の沿岸、大陸側ではウラジオストック・朝鮮半島・中国・台湾までの、日本海・渤海・黄海および東シナ海とされています。 トラフグの産卵期は、3月〜5月の海水温が15度〜18度になるころで、この時期になると産卵のための回遊が始まります。西日本の地域では、天草長島沖・早崎海峡一帯・関門海峡一帯・博多湾口・山口県萩市沖などが知られています。産卵期は年1回で一度に数十万〜100万粒以上の卵を産みます。 <フグの成熟> 天然におけるトラフグの成熟年齢は雄では2才(2年物)で、生物学的最小型は全長36cmで、これに対して雌はややそれよりおくれて3才(3年物)で生成熟して、生物学的最小型は全長44cmとされています。 |