しろとらふく対馬海洋牧場の紹介

対馬海洋牧場は、対馬の北端・上対馬町の東海岸・西泊湾(台風時の避難湾として古くからこの近海を漁場とする漁船には知られている場所)にあります。
当社のしろとらふくは、すべて、その湾内で海面養殖をおこない、漁場で水産加工まで一貫しておこなっております。
この対馬海洋牧場一帯は、一年をとおして対馬暖流に洗われ、汚染もなく、日本有数の良漁場として評価を受けております。

対馬海洋牧場では、15m×15m×6m という大型イケスを使用しております。これは、しろとらふくを十分に運動させて不必要な脂肪の蓄積を防ぎ、身をひきしめるための方策であり、執念といわれるほど、身質にこだわっております。
また、当社独自にふくの魚体成分をアミノ酸、脂肪酸、含有ミネラル、含有ビタミンにいたるまで厳密に分析し、そのデータにもとづいて最適な餌を調合して与えることで、天然魚に劣らないより美味しい魚作りが可能になりました。

<対馬海洋牧場の規模>
・15m×15m×6m という大型イケスを使用。
対馬海洋牧場は、3つの漁場より成り立っております。
 @いかずち 24面 5400u (1636坪)
 A夕   影 38面 8550u (2591坪)
 B尾   浦 12面 2700u (818坪)
・しろとらふく、約15万尾の養殖をおこなっております。

生産者の声
対馬海洋牧場スタッフ一同は、国境の島・長崎対馬にて15年にわたって「しろとらふく」の養殖及び加工をおこなっております。当社では、天然物に限りなく近い身質にこだわった「旨いしろとらふく」を作ろうと努力を続けてまいりました。
当社では、先ず天然ふくの身質を詳細に分析し、そのデータに基づいてふくに与える餌のアミノ酸・脂肪酸の含有比率を計算し、諸原料の配合割合を厳格に管理して餌の作成し、給餌して養成しております。
その結果、今では給餌に使用する餌はすべてバランスのとれた天然成分(自然成分)で作成した自家製特殊飼料を与えることができるようになりました。なお、ふくの成長には常に細かいところまで気づかっておりますので抗生物質や化学合成薬品など経口薬品類には自然薬品以外一切使用しておりません。
このように徹底した厳格な管理の下で、汚染のない清浄な対馬海流に育まれて育ったしろとらふくの身質・味は関係者各界の方々に高い評価をいただくようになりました。