新年明けましておめでとうございます。
旧年中は当法人にご厚情を賜り誠に有難うございました。
昨年は10月の介護保険改正に伴い施設利用の皆様に食費・居住費
の負担をいただくという大変厳しい状況となりました。
また、4月には再び改正が行われ、さらに厳しい状況が予想されます。そんな中、今後も私どもは地域の福祉の拠点として、職員一同連携をはかり利用者の方々やご家族の方々へ安心感を与える施設づくりを目指し、質の高いサービスのご提供ができるよう、介護のあり方、サービスのあり方について日々考え、見直し、これからも更に努力精進してまいりたいと思っております。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を職員一同心よりお祈り致します。また2月5日に新型特別養護老人ホーム谷茶の丘.雅(みやび)の竣工式をとり行いました。
昭和51年5月1日に開設した当施設は、近年著しい老朽化が進み、施設内のいたる所で雨漏りやコンクリートの破裂等が発生し、その対応に追われておりました。
平成15年より国の施策として、新しく改築する施設は、従来の4入部屋から全室個室のユニットケアでなければ認めないということになり、関係官庁と協議を重ね、新型特別養護老人ホームの建築計画に至った次第でございます。先般の竣工にあたり特別なご配慮を賜りました国、県、恩納村に対し厚く感謝申し上げます。

ご承知のとおり、ここ谷茶の丘は高台にあり、エメラルドグリーンの東シナ海、緑豊かな恩納村の山々を眺望する風光明媚なすばらしい環境の地でございます。
リゾート地恩納村には有名なホテルが多数ありますが、本施設はそれらに勝るとも劣らない施設と自負しております。入居者の方々には快適な生活を楽しんでいただけることでしょう。なお当施設の理念でもあります「地域と連携した高齢者福祉の拠点として、高齢者と家族の健やかな生活に貢献する」とともに、リゾート型施設・サービスを創造することで、全国のオンリーワンを目指す所存でございます。
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新年明けましておめでとうございます。
皆様には希望に満ちた輝かしい新春を迎えられたことと存じます。
さて、社会福祉法人ゆうなの会は、昭和51年に特別養護老人ホーム谷茶の丘を開設し今年で30周年を迎えました。開設30周年という節目の年に七階建ての新型特養として「谷茶の丘.雅」が美しく生まれ変わりました。30年前、福祉を知らない一主婦であった私が、初代所長として入所しておられる方々に喜びと生き甲斐を感じて頂くために、山羊や合鴨を飼い、また竹細工や陶芸等を導入したりと、入所者が寂しく思うことなくいきいきと生活して頂くにはどうすればよいかと、それのみを考えていました。
その純粋で素直な時を過ごさせて頂いた谷茶の丘の3年間の想い出が今懐かしく頭をよぎります。
あれから30年の時を経て、福祉のあり方も激変した今日、「谷茶の丘.雅」の経営は私の次女の玉城篤子副所長が関わり、東所長を始め役職員が一丸となって当法人の理念の基に全国のオンリーワンというビジョン達成に向けて頑張ってほしいと思います。大名より「谷茶の丘.雅」にエールを送りたいと思います。
さて開設27年目を迎えた大名では、開設時より「地域と共に歩む」を合言葉として地域と共に発展してきました。2005年11月、施設の敷地内に「地域サポートセンター・幸」を開設、筋力向上トレーニング教室を実施しており、介護予防事業の一環として利用者の方々から喜ばれております。今後は更に地域の皆様にも幅広く活用して頂き、健康維持に役立てて頂けたらと願っております。
在宅福祉重視の今日、大名では地域密着型のサービスに目を向け、全職員が制度を熟知して、法改正の基本的な視点を踏まえ、利用者の安心と笑顔のために、介護新時代を築いていきたいと思います。本年もご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

皆様新年あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情にあずかり、心から感謝いたしております。さて、谷茶の丘においては、昨年の1月に着工した全室個室、ユニットケアの新型特別養護老人ホームが風光明媚で東シナ海が一望でき、自然と緑に恵まれた環境の下、2月5日、竣工の運びとなりました。個室ユニットケアの基本は、人の尊厳、プライバシーの確保を実現することにあり、そのことによってその入らしい生活のリズム、又従来の多床室では確保できなかった居場所を設けることにより快適な生活を保証できるものと確信いたします。国の三位一体改革の流れの中、介護保険制度を
取り巻く環境は一段と 厳しさを増していますが、これを機に恩納村当局、地域住民、ボランティアとの連携を強化し、安心、安全なる利用者、ご家族のセフティネットとしての施設づくりに日々努めてまいる所存でございます。
最後に、来る6月には落成記念、谷茶の丘開設30周年記念式典を挙行する予定でございます。本年も変わらぬご指導、ご支援をお願いいたしまして、挨拶といたします。

平成18年2月5日(日)、社会福祉法人ゆうなの会老人ホーム「谷茶の丘.雅(みやび)」の竣工式が多数のご来賓の方々にご出席いただき行われました。
神事での波の上宮の神職による祝詞奏上、代表者7名による玉串奉奠が厳かに進行しました。施設の内覧会のあとの直会では紳谷理事長が谷茶の丘の開設から現在に至るまでの思いやこれからの経営理念・ビジョンを語り、関係者の皆様、地域の皆様に感謝の意を表しました。
感謝状・記念品の贈呈の後には「谷茶の丘.雅(みやぴ)」の設計・監理をしていただいた株式会社LAU公共施設研究所代表取締役高橋公雄様、施工をしていただいた大成建設株式会社九州支店常務支店長久間忠勝様他よりご挨拶を賜りました。
その後、乾杯の後の歓談では、多数のお祝い、期待、激励のお言葉を皆様からいただきました。
竣工式にご参列いただきましたご来賓の皆様、誠に有難うごぎいました。


祝賀コメント
 この度、景勝の地沖縄の中でももっとも美しい地域、恩納村谷茶にユニットケアシステムを導入した谷茶の丘特別養護老人ホームが竣工し、入居者の方々の生活に少しでも潤いと個の確立、便利さを建物として提供でき、設計者として喜び名誉なことと受け止めております。
 谷茶の丘特別養護老人ホームの設計に関われたのは、当社の福祉建築の設計に対して経験の豊富さ、ユニットケアに対する造詣の深さ、先進性、事例の多いこと等が評価されましたことは設計者としては大変幸運でした。
 初めて神谷理事長、神谷専務理事にお会いしたのが平成15年3月初旬で、LAU公共施設研究所所長の高橋と岩崎が同席させて頂きその席上において、設に無い<オンリーワン>を目指して設計して欲しい。具体的なイメージとしては「南仏風の風の吹き抜けるような」また、ゆつたりした時間が過ごせる建物を考えているとのご要望でした。
 近年では特別養護老人ホームの入居者の居住空間としては、お年寄りの方々の活性化を図る為、8人〜10人単位で生活する<ユニットケア>の導入が提唱され、医学的にもお年寄りの方々の活性化には良い事例があげられています。
 敷地に対する建物の配置から低層中密度のユニット集合体よりも、今回計画した高層低密度のユニットのほうが、場所の認識、平面(ゾーン)の明確さ、避
難経路の簡単さ、見晴らしの素晴らしさ、広いバルコニーによる光・風等自然の取り込み、景観の美しさ等うまく調和することができました。ひとえに、施設を運営し支持されている皆様の良きご理解と、深い造詣に感謝致します。

設計・監理を担当されました株式会社LAU公共施設研究所様には、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。
 東シナ海が一望できるこの谷茶の丘に、神谷理事長が谷茶の丘特別養護老人ホームを開所されてから今年で30周年ですが、当初は道も電気も無い未開の地から、道を切り開かれ、給水のために何度も国道まで車を走らせたり、バス停を設置されたりと、ここ谷茶の丘のインフラ整備には多大なるご尽力をされたと伺っております。理事長を始め、常務理事、みなみなさまのご苦労、心よりお察し申し上げます。
 少子・高齢化の進む昨今、介護を必要とされる高齢者の方が年々増加しており、特別養護老人ホームの意義は益々高まっております。
そのような中で、ここ「特別養護老人ホーム谷茶の丘.雅」は地上7階建てという日本で最高階数を誇る、いわば新しい日本の福祉社会の先駆けとなる建物と言っても過言ではありません。今回このような工事に携らせて頂いたことは、当社にとって非常に名誉あることだと社員一同感謝しております。
一昨年の12月26日に地鎮祭を挙行してから今年の2月5日の竣工式まで、当社と致しましても、皆様のご期待に添うべく、「英知と技術を結集して」工程・安全・品質・環境管理を徹底して行い、施工に当たってまいりましたが、何よりも、理事長を始めとする社会福祉法人
ゆうなの会の皆様及び株式会社LAU公共施設研究所様と、定例等で密な連絡・打合せを行ったことによる信頼関係が、工事を順調に進める最大の要因になりました。また幸いにも天候にも恵まれ、心配されました台風等の被害も無く完成を迎えることができ、建物を見る度に竣工の喜びが蘇ってきます。この工事で私自身も人として、また建築士として大きく成長できたと感じております。この何事にも代え難い経験を今後の仕事に生かしていけるよう、日々邁進して行きたいと存じます。
 最後になりましたが、「社会福祉法人ゆうなの会」様及び「特別養護老人ホーム谷茶の丘.雅」の益々のご発展を祈念いたしまして、私の筆を置かせて頂きたいと存じます。
乱文雑文になりましたこと、ご容赦下さい。
 

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地域サポートセンター大名 幸
トレーニング室一般開放のお知らせ
特別養護老人ホーム大名では、地域支援の拠点として「地域サポートセンター大名 幸」を開所し、地域高齢者の皆様の筋力向上トレーニング教室を実施していますが、ー般の方からも利用したいとの要望が多くあり、週2回一般開放する事となりました。高齢者向けのトレーニング機器をはじめ、一般の方にも利用できる機器を設置していますので、地域の皆様の健康作りにご利用下さい。

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