父の日・母の日 合同昼食会


 5月11日(土)12時より、「父の日・母の日」合同昼食会を開催しました。参加者は、入所者100名、家族会80名。以前は、父の日と母の日は別々に行っていましたが、今回初めての合同開催となりました。
 神谷幸枝所長、家族会会長の大城信行様の挨拶の後、入所者全員へカーネーションがプレゼントされ、余興が始まりました。「玉城貞子&昔少年隊はごろもシスターズ」による民謡、踊り、丘の一本松、そして珍職業口説と多彩な出し物に、会場は大いに沸き、とてもにぎやかで楽しいひとときとなりました。
 お子さんやお孫さんが参加するため、終わった後、各部屋で家族水入らずの光景も見られ、「今年が一番良かった」との声も聞かれる、素晴らしい昼食会でした。
ホーム喫茶

 毎月第4金曜日の午後7時から10時まで、ホーム喫茶を開催しています。大人1,000円、小学生は500円で飲み放題、食べ放題となっています。
 毎回「ゲストコーナー」があり、今までに林美伶(リンミレイ)さん〈歌謡歌手〉をはじめ、民謡歌手の皆さんや、手品、空手、三線での民謡ショー、フラダンス、詩吟、何でも芸披露大会など様々な舞台をボランティアで参加いただいています。
 今年6月には、民謡研究所から糸洲朝信(イトスチョウシン)さん、糸洲朝功(イトスチョウコウ)さんと共に7名の方が来られ、琉球民謡を歌ってくださいました。
 夏休みになれば、子供たちが舞台慣れするのも兼ねて、琉球舞踊や日本舞踊の道場からの参加も多くなります。
 地域、ボランティアと共に歩む施設作りを目指している中で、「出会い、ふれあい、支え合い」を築くことを目的として、施設開所3年目より始まり、今年9月で240回目、いよいよ20年目の節目を迎えます。


すもも狩り
生まれて初めての
体験に大喜び!


 5月29日、入所者13名、職員5名、ボランティア4名の合計22名で、すもも狩りへ出掛けました。訪れたのは、名護市三原にあるすもも畑で、お年寄りが車椅子でも楽しめるようにと、職員の安仁屋さんが、平坦で安全な場所に12年前からコツコツと育ててきた畑です。
 今回が初めての訪問でしたが、自分の手ですももを刈り取ることができ、皆さん大変喜んで楽しまれていました。
 翌日、ある痴呆のお年寄りが、いつもよりはっきりとした口調で、「昨日はとても楽しかったです。生まれて初めて木の枝から果物を採って食べました。とてもおいしかったです。ありがとうございました。」と話され、周囲を驚かせました。
 12月にもみかん狩りを予定しており、「みかん、大きくなってる?」と入所者の方々は皆さん楽しみにされています。

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