
飲み込みが苦手なお年寄りにとって、口の中でパラバラになる料理は咳きこみや誤飲の原因とな
ります。しつとりとしてまとまりの良いものを作りましょう。ゼラチンや片栗粉で卜ロミをつけると
喉ごしが良くなります。
この「羊飼いのパイ」は本来ラム肉で作るものですが、今回は手に入りやすい牛肉を使いました。
ほかにも鶏肉など好みの肉で作ってください。肉がジユーシーに仕上がるので、混ざらないようにジ
ャガイモのマッシュをそっとのせるのがコツ。できあがったら大きなスフーンですくい取るように皿
に盛りつけます。
混ぜていただく料理でも「見た目はすっきりと」が大切です。 |
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料理研究家・栄養士。
山際生活デザイン研究所主宰。
食品関連会社顧問、メニュー開発、執筆、講演、公的機関の委員、
テレビ・ラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。
生活感に溢れる話題とユーモアやウィットに富んだ話し方には定
評がある。著書に「おなかすいてない?」海鳥社。
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