
料理研究家・栄養士。
山際生活デザイン研究所主宰。
食品関連会社顧問、メニュー開発、執筆、講演、公的機関の委員、 テレビ・ラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。
生活感に溢れる話題とユーモアやウイットに富んだ話し方には定評がある。 |
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普通食をきざんだり潰したりすると、たいていの物は介護食になりますが、時々は作る過程も楽しめるような料理を作ってみましょう。
今回の料理は、ただザラザラとして白いだけの白玉粉が、黄色いかぼちゃを練り込まれるうちに、ねっとりと綺麗な黄色いお餅に変わって行く様、丸く可愛い形に丸められ茹でられて、もっと黄色になって行く様子を見ているだけでも楽しいと思います。
軟らかさや大きさを少し変えるだけで、看護する人とされる人が同じものを食べられます。「かぼちゃ白玉」は、あんこにからめたり、きな粉をまぶしたり、お吸い物やお味噌汁の具にしたりと、いろいろと応用もできる料理です。次はどんな風に食べるか話し合いながら食べるのも、楽しいかもしれません。 |
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材 料 |
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かぼちゃ |
300g |
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白玉粉 |
200g |
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茹で水+水 |
適量 |
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砂糖 |
1カップ |
※シロップ |
水 |
2カップ |
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レモン汁 |
1/2個分 |
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キウイフルーツ |
1個 |
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※果物は好みのモノで。
スイカも美味しいですよ。 |
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作り方
1】 |
かぼちゃは、厚めに皮を剥き茹でて冷ます。 |
2】 |
ボールに白玉粉を入れ、粒をつぶしてかぼちゃを加え、冷ました茹で汁を少しずつ入れながら耳たぶ位の固さになるまでこね合わし、親指大に丸め中央を指でくぼませておきます。(※カボチャの分量を増やす方が柔らかくなります) |
3】 |
たっぷりの湯をわかし、かぼちゃ白玉を入れて、浮き上がってからもう少し茹でて冷水にとり、器に盛ります。 |
4】 |
飲みにラップを敷き[2]を入れて丸く包んで、輪ゴムで止めて冷蔵庫で冷やし、固めます。 |
5】 |
シロップの材料を煮立てて冷まし、レモン汁を加えておく。 |
6】 |
白玉に、シロップを注ぎ、キウイを飾って下さい。 |
1人分のカロリー 242キロカロリー
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