2002年6月、日本中が熱くなったサッカーワールドカップも終わり、少し寂しさを感じた7月。こぼり苑では、その熱も冷めやらぬ7月20日、夏祭りを行いました。様々な方々のご協力のもと、盛大に行えましたことをこぼり苑一同、心より感謝いたします。当苑入居者の方々、利用者の方々、そして地域の皆様の楽しそうな笑顔が今でも目に浮かびます。
 夏〜秋にかけて、これから様々な行事など目白押しです。2002年も、いよいよ後半戦に入りましたが、元気に明るく過ごしていきたいと思います。次号もご期待下さい。
 7月20日、昨年と同様、1時間前に強い雨が降り出し、天気が心配されましたが、今年は開始時間にはぴたっと止み、予定通り夏祭りが行われました。今年は、初めてバンドの生演奏を聴くことができ、利用者の方々も喜ばれていました。また、美空ひばりのものまねでは、皆さん大笑いされていました。皿回しも目の前で見られるのは初めてのようで、口をポカーンと開けて、見入られていました。
 最後に、参加者全員での「サンバおてもやん」の総踊りで、利用者の方々も職員も楽しく踊りました。皆さん、夏祭りを楽しみ、無事終了しました。

 今回の夏祭りでは、たくさんのボランティアの方々にお手伝いしていただきました。
 出し物のボランティアを快く引き受けて下さった、フラハワイアンズの皆様、美空ひばりのものまねの和田様、皿回しの児玉様、若柳会の皆様、楽しい演奏や芸を見せていただき、ありがとうございました。
 また、熊本YMCA学院、熊本社会福祉専門学校、熊本学園大学の学生の方々にも学生ボランティアとして手伝っていただきました。
 本当にありがとうございました。

 さあ、今年も七夕がやって来ました。レクリエーションの時間を利用して皆さんと飾りや短冊を製作しました。短冊の中にはスタッフの願い事も入っており、よりにぎやかになっていました。いよいよ笹の登場です。大きな笹に、皆さんで飾りをつけていきます。短冊が落ちないようにと、しっかり結びつけて完成です。天井に届く大きな笹が立ち上がると、子供のように目を丸め、喜ばれていました。皆さんの願い事が叶いますように…。
 あじさい見学にて季節感を感じ、気分転換を図っていただくため、6月3日から6月7日まで、宇土の住吉公園にあるあじさい見学に行きました。今の時期にしては雨も少なく、花の色合いも少し薄いような感じで心配しましたが、利用者の方々には喜んでいただきました。又、有明海の潮の香りと海の景色も堪能していただきました。
 住吉公園を後にして、次は轟水源にある菖蒲見学です。花を観賞したり、みんなで写真を撮ったりと、楽しい一時を過ごしました。5日間本当に天候に恵まれ、毎日20名前後の利用者の方々でしたが、喜んでいただき、よかったと思います。
 こぼり苑には、笑顔のすてきなお年寄りがいっぱい。いつも私たちの方が、元気を分けていただいたり、教えられたりの毎日です。今回は、昔を思い出しながら、梅干しの唄を作詞・作曲された内田スマさんをご紹介します。祖母に教わった梅干しの漬け方を今でもしっかり覚えているそうです。
作詞 内田スマ
二月三月花盛り
うぐいす鳴いた春の日の
楽しいときも夢のうち。
2. 五月六月実がなれば
枝からふるい落とされて
何升何合量り売り
元よりすっぱいこの体
塩に漬かって辛くなり
紫蘇に漬かって赤くなる。
3. 七月八月暑い頃
三日三晩の土曜干し
運動会にもついてゆく
まして戦の時には
なくてはならぬこのからだ。
1.
特別養護老人ホーム 看護師
櫛島玉美
特別養護老人ホーム ケアワーカー
岡本佳弘
 皆さん初めまして。私は今年の4月から勤務させていただいています。こういった施設で働くのは初めてなので、ご迷惑をおかけすることもあると思いますが、頑張りますのでよろしくお願いします。  “初心忘れず”笑顔を大切に、元気なスタッフとして常に前向きに、謙虚な気持ちを忘れず、自信を持ってサービスの提供が出来るよう、頑張っていきたいです。
 年長組の子ども達が待ちに待ったお泊り保育。親元を離れ友達と大勢で泊まる初めての体験!!
 水族館見学、宝探し、プールなど盛り沢山の内容に子ども達の瞳は、いつにも増して輝いていました。
 夜にはこぼり苑をお借りしてスイカ割り、花火大会、キャンプファイヤーなど、入居者の方々と共に交流を深め、良き体験、良き思い出をつくることが出来ました。
こぼり苑デイサービスセンターでは、利用者の方々と楽しい時間を過ごしていただけるボランティアを募集しています。内容は午前9時30分頃からのお話相手のボランティアです。バラエティー溢れるお年寄りのお話は楽しくて笑いの連続ですよ。

<お問い合わせ先>
 特別養護老人ホームこぼり苑「ボランティア募集」係
 〒861-4117 熊本市護藤町1586 TEL 096-358-5688