年月の経つのもはやく、アイユウの苑も今年6月に10年目の大切な節目の時を迎えます。明るい、希望のもてる21世紀をと期待しておりましたが、長引く不況によるリストラ、ホームレスや自殺者の増大、小さな子供や高齢者の虐待、戦争、テロなどと心痛む不安な時代を迎えております。
 またこの間、福祉は、措置制度から介護保険制度や支援費制度を中心とする契約制度へと大きく様変わりをしてまいりました。これからの社会保障全般に目を向けますと、2004年の年金改革をはじめ、2005年には介護保険改革が行われます。介護保険制度の持続可能性の追求を最重要課題とし、保険者のあり方、被保険者の範囲、保険給付の内容・水準など検討課題は山積みです。国の厳しい財政状況の中、地域の皆様、ご利用者様にとっても、我々サービス事業者にとっても厳しい改革になりそうです。2006年には2度目の介護報酬の改定が行われます。2007年には、消費税が引き上げられる?とともに、保育所改革が、2008年には、高齢者医療制度を中心とする医療改革が予定されています。一方、社会福祉法人そのものの存在意義が問われており、何らかの社会福祉法人改革が行われるかも知れません。まさに激動の5年間のスタートの年です。
 しかしながら、これらの厳しい情勢のなかにおきましても、新しい節目の年として、初心にかえり、一念心と何事も謙虚に受け止め、そして、施設のなかにさわやかな春風を通し、海峡のさざ波がやわらかな陽ざしをうけキラキラと輝くように、私ども一人ひとりが輝きながら、幸せな気持ちで10年目を迎えたいと思います。
 今年度は、「福祉とは、みんなが幸せに暮らしていくこと」を念頭に、5つの品質目標○法令や法人規定を遵守し、サービス提供いたします。○ご利用者様が人としての尊厳をもって、その人らしい自立した生活が送れるように支援します。○ご利用者様の自己決定と選択を尊重し、ご利用者様本位のサービスを提供します。○ご利用者様が安心してサービスが受けられるよう、リスクマネジメントを徹底します。○地域福祉サービスの拠点として介護予防に貢献します。を掲げ、頑張ってまいります。
 今後とも、格別なご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

 

行事

4/9 忠霊塔にて

4/9 輪投げにチャレンジ

4/4 老の山公園にて

3/31お抹茶でお花見

4/1 老の山公園にて
大正琴〜「さくら」「お座敷小唄」

  3月31日から4班に分かれて、老の山公園・忠霊塔へお花見に行ってきました。ボランティアさんの演奏(大正琴)に合わせて合唱したり、ゆっくりお散歩をしたりもしました。班によって、昼食を摂ったり、ボランティアさんが抹茶を準備してくれたりしました。満開の桜とともに、外の空気に触れることにより、楽しいひと時を過ごすことができました(でも前半の班のときは少し寒かったのが璧に瑕でした…)。

 外は肌寒かったのですが、多くの方に参加していただき、焼いたお芋とお餅を美味しそうにほお張る姿や笑顔が多く見られました。火おこしが大変でしたが、無事に行うことができました。今後も伝統行事を大切にし、引き継いでいきたいと思います。


 各階、場所を変えての豆まきとなりました。体格の良い赤鬼&青鬼が登場しましたが、皆さんの豆攻撃にさすがの鬼もぐったりしてしまったようです。皆さんの厄払いは効き目あり!でした。


 
(鬼さん、
  オツカレサマでした)

「よく覚えて演技してるね」

園児さんのかわいらしいお遊戯に、参加者より多くの笑みがこぼれていました。お招きいただき、ありがとうございました。
講演会:
「ボランティア活動の魅力について」
山口県立大学 社会福祉学部
専任講師 藤田 久美 先生
  現在、123名のボランティアさんが施設登録され、多くの方々にご支援いただいております。ボランティアの皆様、今後ともよろしくお願いいたします。


花御堂にてお参り

 

 
 以前より食前体操(嚥下体操)は行っていましたが、ご利用者より「食後も体を動かしたい」という要望に応えまして1月より食後の体操も始めました。職員が日替わりで講師となり1分程度、手足を動かし体をほぐしています。退苑前の北国の春体操同様、定着し皆様から大変喜ばれています。
 3月には、色紙と和紙折紙を用いておひな様を作りました。細かい作業でしたが、上手にでき、ご利用者お一人おひとりに似たかわいらしいおひな様になりました。
  
体操                 おひな様作り

(3/3)昼食 押し寿司・はまぐりお吸物
在宅介護支援センターはどんなことをしているところなの?
 こんにちは!!彦島アイユウの苑在宅介護支援センターです。私達は下関市から委託を受けた『高齢者等の介護や福祉に関する相談窓口』として玄洋中学校区域を中心に24時間、無料でご相談に応じています。  利用者の方が福祉のサービスを適切にご利用できるよう市や関係機関との連絡調整や申請代行を行っています。医療・福祉の専門職が相談にのりますので、日常生活で困っていることがあれば、お気軽にご相談を!!
 TEL0832-66-6516

在宅介護支援センター介護用品展示


業者さんより介護用品の説明
介護福祉士
中山 隆治
社会福祉士
赤時 紀子
看護師
中島 ひとみ
在宅介護支援センター職員
ボランティア活動報告ありがとうございます
 2002年6月より当施設に来苑され始め、ご利用者の方々から人気を集めておられます。戦前・戦後のなつかしのメロディーを歌われ、各方面でご活躍中です。又、蓄音機にてSPレコードを流していただいています。
  近隣の方々もぜひ、お越し下さいませ。
(次回来苑日:4/29・5/3)

皆さん、懐かしそうに聴いていました。
5/2 RKBにて0:35放送
5/3 TYSにて2:05放送

3月26日テレビ取材(TYS)を受けられました
@ @ A @ 1月24日
元XJAPANのTOSHI様ミニコンサート(ギター演奏)来苑
2月27日
園芸ボランティアさん5名来苑 
屋上・玄関草花苗植え作業
A 3月20日
日本交通カラオケ同好会15名様来苑
デイご利用者大谷様と2ショット

 


手先を動かして

「桜の花」の完成です♪
出来上がりに皆さん
「大満足」
ボランティアメンバー  久米川 弘美・菰原 弘美・ 北岡 サツミ・永野 恵・永野 キクエ・岡田 稔江・仲谷 茂子・ 帆足 光子・津田 明子・奥谷 玉枝・花屋 和子(計11名)

 

 和紙工芸クラブは毎月第2金曜日14:00〜15:30まで特養食堂にて行っております。開苑当初からのメンバーもおられ、長くご協力いただいております。初めは持ち寄りで材料を集めていただき、手芸的な内容でしたが、現在は季節に応じた題材で色紙を使い、ちぎり絵や貼り絵が主な活動になっています。完成した作品は特養各フロアにて展示しています。
〈ボランティアさんよりコメント〉
  作品ができ上がった時、一緒に参加できた時の喜びがあり、休まずに参加できることが嬉しいです。手の不自由な方が多く、頑張って作業されている姿を見て、反対に自分たちも励まされ楽しませてもらっています。又、「次回も来よう!」という気持ちになり、お互いに心ひとつで交流しています。 
H15年度
接遇にこにこニュース
【2003セーフティドライブ・チャレンジ200】
交通マナーアップやまぐちキャンペーンの一環とした、200日間の無事故・無違反の達成を目標としたコンテストに施設より24(1チーム5名)チーム参加し、うち19チーム達成となりました(達成率79%)。

接遇改善推進委員会より年一回発行しています
「接遇にこにこニュース」(第8号)です。
各々の接遇美人さんに一声、いただきました。
【寄 贈】
浄土真宗本願寺派 山口教区仏教婦人会連盟様より車イスが2台寄贈されました。
ありがとうございました。
――――サービスのご案内――――
特別養護老人ホーム アイユウの苑
アイユウの苑 ショートステイ
アイユウの苑 デイサービス(配食サービス)
アイユウの苑 訪問入浴サービス
アイユウの苑 ホームヘルプサービス
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彦島アイユウの苑 在宅介護支援センター
アイユウの苑 ケアマネジメントセンター
〒750-0092 山口県下関市彦島迫町3-17-2
TEL:0832-66-8287
FAX:0832-66-7276
URL:http://www.shoubikai.or.jp
e-mail:fukushi@shoubikai.or.jp
顧客満足から顧客感動へ
“やさしさ”“真心”“思いやり”で
満ち溢れた“心のかおりのするサービス” をめざして
今年もアイユウの苑家族会を実施する予定です。実施日は例年6月末〜7月上旬の日曜日とさせていただいておりますが、今年もそうなる見込です。詳細が決まり次第、ご家族の皆様にはご案内をさせていただきます。入居者の皆様も、ご家族と会えることをとても楽しみにされています。この機会にぜひアイユウの苑へお越しください。
 
5月 ●運動会
6月 ●家族会
7月 ●家族会●七夕祭り
編・集・後・記 3月11日に保健・医療・福祉サービス研究会の雨宮恵美先生をお招きして、関連施設である松永医院・老人保健施設アイユウの職員とともに、アイユウの苑職員も接遇の講演会を受講してきました。人と人との心の触れ合いの大切さ・素晴らしさなどを学んできました。今後学んだことを生かせるよう、日々心がけていきたいと思います。(F)